能登の時と同様、ここ「国立曽爾青少年自然の家」の朝も、宿泊者全員が広場に集い、ラジオ体操や団体紹介を行う「朝のつどい」で始まりました。
みんなでラジオ体操。今年の夏は福島ではラジオ体操さえできない状況ですが、こちらでできたのでよかったです。
この日、代表で前に出て団体紹介をしてくれたのは3年生のF.Sくん。
緊張して少し声が小さかったですが、それでも大変よく出来ました。みんなの前で話すというのはとてもいい経験になったことでしょう。
朝食風景
これまでは、移動や観光でバスに乗っていることが多かったですが、この日とこの翌日の2日間は、移動などはほとんどせず、自然の家の中で活動しました。
この日の昼食は野外炊飯で焼肉をして食べました。
火をおこす前に、まきをなたで割る作業がありました。
なたを初めて使う子も多かったでしょうが、意外にもみんな上手になたでまきを割ることができました。
おいしくいただけたのですが、焼肉のお肉が豚肉で脂が多かったせいもあり、子どもたちはすぐにお腹いっぱいになってしまい、たくさんの肉が余ってしまいました。
もったいなかったですが、もう誰も食べることができませんでした。
野外炊飯の後片付けが終わってから、私たちは川あそびに出かけました。
子どもたちが遊んだ川は、辿っていくと「木津川」に合流し、その後さらに「淀川」に合流し、最後には大阪湾に流れ出るその源流でした。
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(ストリートビュー : この下で子どもたちは泳ぎました。)
水はとても冷たくて澄んでおり、約1時間、子どもたちは気持ち良さそうに泳いだり、小さな魚を追いかけていました。
川で初めて泳いだ子もいたと思いますが、子どもたちにとってこの「川あそび」は本当にとても楽しかったのでしょう。
スタッフの「帰るよー」の声に、「えー、はやすぎる!もっとあそびたーい!!」という声がとても多く返ってきました。
自然の家に戻り、夕食をとって、入浴を済ませた後、みんなでナイトハイクに出かけました。
「大蛇伝説」の残るお亀池の周りを一周しました。
月の明るい晩でした。お亀池周囲の灯籠の明りがススキ野原に浮かび上がりとても幻想的でした。
子どもたちの中には、この日の朝の集いで職員の方から聞いた大蛇が追いかけてくる話を思い出して怖くなっている子もいたようです。
散策の最後に、いたずらして子どもたちを待ち伏せし、暗がりから驚かしました。「キャー」と叫んで喜ぶ子どもたち。ふと見たら、4年生の男の子がわんわん泣いていました。「オレはそんなの平気だ!」と言って先頭を歩いていた子でした。
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